safuji (Japan)
僕は革が好きだ。
いつも革のことばかり考えている。
革の持つ丸み、厚み、匂いや手触り、暮らしに溶け込む風景、 それを持つ人たち。
革と向き合い、対話する。
いつも言うことを聞いてくれるわけじゃない。
そっぽ向かれることもしょっちゅうだ。
そんな自在のなさに触れるたび、もともとあった命を感じる。
そこに新しい命をのせて、吹き込んでいく。
モノとして、永く使ってもらえるように。
SAFUJI ミニ長財布ブライドルレザー for annabelle
定番のレザーとは異なる、「ブライドルレザー」を用いたお財布です。
ブライドルレザーは、乗馬の際に馬のお顔周りに取り付ける「頭絡」という馬具を
作るために開発が進められたレザーを言います。その鞣し製法は伝統的で、
イギリスでおよそ2000年前に確立された製法をほとんどそのままに現在に継承されています。
その高い技術で製造されたブライドルレザーは、今現在も様々なレザー商品で愛されています。
製造工程で、たくさんの油分を含ませることが特徴の一つで、そのため仕上がった直後の
新品のブライドルレザーには、必ずと言ってよいほど白い蝋のような線やコナ状の跡が付いています。
それは、ブライドルレザーを知らない方が見ると、「ヒビがある」「カビがある」という思いを抱いても
不思議ではないようなものです。
しかしそれらは含ませた油分が浮き出ただけの状態ですので、ブライドルレザーに取っては健全なこと。
使用していくうちにそれらはなくなり、馴染み、相当な艶感をお楽しみいただけます。
SAFUJIのお財布では初めてのブライドルレザーです。今までにないグレーの色は、革屋さんに
SAFUJIが特注したグレーです。アトリエにお邪魔した際に、必然と目に留まりました。
デザインはいつも通り、使い勝手も最高です。
お札を折らずに、一万円札がぴったりと収まるサイズで、
最大の特徴である、ガバッと開いて取り出しやすい小銭いれはもはや発明です。
このお財布で、レジ前での支払いの際のストレスがなくなり、小銭入れもいつもすっきりしています。
ファスナーやホックはついていない小銭いれスペースですが、蓋を担うフラップが付いているので
溢れる心配はありません。
また、カードが小銭スペースの内側(4〜5枚)と、縦入れできるカードポケット(5〜6枚)が
2箇所、小銭スペースの後ろについており、それ以外にもカードが多い人が入れておけるスペースが
ございますので、カード収納量は十分です。ちなみに私は、最大で37枚を収納しており、
平均30枚は入れています。また、小銭入れに横型のカード入れがあるおかげで、
お財布の向きなどを変えずに、小銭、カード、お札を取り出すことが可能です。
カラー:グレー、ブラック
素材:牛革(ブライドルレザー) ※お手入れは当面からぶきがお勧めです。
サイズ:横約17cm×たて約9、5cm×厚さ約2~2、5cm
Mada in Japan
2色展開
グレー
背面
ブラック
ディテール(※for annabelleと中の仕様は同じです)
中にもカード収納
実用例
カード類
コイン箇所
中にカード入れが二箇所
コイン入れの中にもカード入れ
お札入れ